Schick FIRST TOKYO「はじめてのシェービングに、やさしさを」
Z世代向け新シェーバー誕生。
商品開発からコミュニケーションまでを統合的に戦略立て、カミソリ市場に新たなカテゴリーを創出。
シック・ジャパン株式会社/Schick FIRST TOKYO
outline
日本カミソリ市場No.1メーカーのSchickから誕生した、Z世代向けの新シェーバー「Schick FIRST TOKYO」。 そのパッケージ&プロダクトデザイン開発をはじめ、グローバル男性アイドルグループ「INI」を ビューティーアンバサダーとして起用したプロモーション施策の企画・制作を担当。 はじめてシェービングをする若者たちに向けて、シェービングが単なる「ヒゲを剃る」行為から、 「肌をいたわる」プロセスへとシフトするためのブランドづくりを目指しました。
TASK & MISSION
ターゲットは、シェービングが習慣化していない若者。まだ産毛が気になる程度でヒゲを悩みとして捉えていない
彼らにとっては、いくら機能性を語っても商品の本質的な魅力が届きにくいのが課題でした。
また、従来のシェーバーは剃り心地や切れ味を重視したがメッセージが主流で、「肌を傷つけるのではないか?」
という不安がターゲットの周辺には存在。その不安まで解消するコミュニケーションの開発が求められました。
STRATEGY & TACTICS
目指したのは、若者に寄り添うブランドであること。初心者でも肌を傷つけずに扱えるという機能性を中心に 「はじめてのシェービングに、やさしさを」のコンセプトを設定。さらに、いまの若者たちに響く従来とは 一線を画すパッケージデザインを開発。シェーバー本体も選べる5つのカラーで展開するなど、店頭で楽しい気分で手に取りたくなる、毎日使いたくなるシェーバーとしての存在感を高めました。プロモーション施策では「INI」をビューティーアンバサダーとして起用。美しい肌・多様な個性・世界を切り拓くというグループイメージと商品をリンクさせ、「キミの美しさが動き出す」をキーメッセージに、若者たちが美しい肌で新たな一歩を進み出すことを応援するクリエイティブを発信しました。
OUTPUT & RESULT
スタイリッシュなパッケージの5色のシェーバーやジェルをメインに、その特徴を前面に出したプロダクトKVと、 INIが登場するKVやツールを組み合わせることで、競合商品が並ぶ中でも埋もれることなく一際目を引く店頭づくりに貢献。TVCMではINIの⼒強さと個性をダンサブルな動きやオリジナル楽曲で描き、商品カラーを表現したCGを組み合わせた世界観で印象的に表現。あらゆる個性を肯定し、変わる予感を与えられるクリエイティブを⽬指しました。WEBでもSNSを中心にムービーを投稿。メンバー11人を個別にフォーカスした「チッケム」動画や、アンバサダー就任動画を発信。さらに、渋谷や原宿のジャック広告や、東京以外も含めた主要都市でのビジョン広告はSNS上で話題になり、聖地巡礼に訪れるユーザーも出現するほどに。シェービングブランドにとどまらない「ビューティーブランド」としての印象を高めながら、ターゲットを超えてINIファンまで巻き込んだプロモーションの構築に成功しました。
our role
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戦略 Strategy
- 事業戦略構築
- ブランド戦略
- 商品開発
- マーケティング調査
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- 各種ワークショップ
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戦術 Tactics
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コンセプト - コミュニケーション
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